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雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

謹賀新年2015

呟き

 本年もよろしくお願いいたします。

 妻が、日記を書き始めると言ってノートを持ち帰った。対抗するわけでもなく、挫折するくらいなら始めない方がいいのと思う今日この頃ではあるが、ツイッターより少し長い年始の感想を書いてみる。

 海外にいるので、見られるテレビが限られるが、「シャーロック」をDVDとNHKの再放送で視聴。いろいろと原作へのオマージュがあって、それを知っているとなかなか面白いのだが、「強い東風が吹く」という表現。原作では台頭するドイツ。本作では(恐らく)ロシアが念頭に置かれているのだろう。シャーロックたちにたびたび”禍い”が東欧からもたらされているのも示唆的だ。
 「ロンドングラード」と言うくらいで、ロンドンにはロシア人がたくさん住んでいて経済的な影響力も大きい。そして不偏不党のBBCドラマなのに、こんなに踏み込んで示唆しちゃっていいのかと思うが。妻は、「残虐シーンが出てこないのがいい」と感想。私も同感。

 紅白はBSで放送しないので仕掛けを考えていたが、残念ながら不発だった。ラジオでまったりと聞いていたが、テレビだと大晦日はいろいろ割り込みがあってちゃんと見続けないので、これも新鮮な体験だった。紅組は特に中森明菜、(中島みゆき)、松田聖子と、何年前の紅白だろうと思うラインアップだったが、過去への振り返り(美化)傾向が顕著な日本社会を反映しているとすれば、これも興味深い。

 かなり先に、今年の正月を振り返るときがくるだろうか。そういえば、前の海外の時は、イスラム暦の国であっただけでなく、パレスチナ・ガザ戦争のさなかであったのだ。ガザの戦争は、昨年もより激しい形で繰り返された。諸国(勢力)間の紛争は、冷戦直後に比べても、より仮借ない形で繰り返されているように思われる。これが世界の「多極化」ということか。