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雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

間違い電話

旅行・地域

 この国でよくあるのが、「間違い電話」。決まって早朝か深夜にかかってくるのだ。着信履歴が残る電話機を使っているのだが、「毎日のように」、「別の番号から」かかってくる。つまりものすごい量の間違い電話が世に流れていることになる。
 しかも電話に出ると「誰?」とか(お前がかけてるんだろ〜)「英語話せないんだけど」(だったらかけてくるな〜)など、かけてる側でぞんざいな対応が多い。英語で出られたからびっくりしてるのかもしれないが、あんがい「言葉が分かる人間を出せ(推定)」とか粘ったりもする。
 ちなみにぼくより言葉がはるかに上手い同業者が記すところでは、「電話しておいて『あんた誰?』というのは基本」だそうなので、やはり当地の電話マナーがおかしいような気がするのだが。そのくせ「ご機嫌いかが」だけは絶対に忘れない(この言い回しが4種類くらいあって、2種類くらいは一度に使う)から、言語の違いというのは不思議なものだと思う。
 日本では、携帯電話のメモリ機能が発達し、間違い電話というものが本当に減った。電話のかけ方、受け方はビジネスパーソンの基本マナーだとされているけれども、メールの普及で、電話をかけること自体も減ったような気がする。こちらでは、携帯電話の普及はすごいが、メール機能はまだまだまだまだ。くっちゃべり好きの国民性もあって、間違い電話はむしろ増加傾向のような気がする。携帯からの間違い電話も多いから、メモリ機能の利用率も低そうだ(そういえば、これも話し好きで知られるイタリア人はほとんどメールを使わないとか。ソフトバンクの「ホワイトプラン」なぞは成立しなくなるかも…)
 まあ、日本では間違い電話すらかかってこないというのは、独り者にはちょっと寂しい気がしないでもないのだが。