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雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

海外赴任が発令

呟き お知らせ

 海外赴任が(事実上)発令されました。ブログは匿名で書いているので、赴任先もここでは匿名にしておきます*1けれど、個人のレベルではもう秘密ではなくなりました。遅くとも4月には出て行きます。
 まあ勇んで赴任というよりは、修行の一環だと思ったりして。日本のような単身赴任生活というものが成立するのか相当不安…。予防接種を打ち始めたくらいで(赴任というより、赴任先からの出張の可能性に備えてだが)、準備はほとんど進んでいません。で、まだオバマ氏とかヒラリー氏とかいって、米大統領選の仕事なぞをやってます。
 しかし周囲から何度も聞かれましたけど、治安や衛生面は皆が思うほど危なくはないですって。というくらい日本での理解度が限られている国はあります。

 いわゆる特派員ということになるのですが、英語でスペシャル・コレスポンデント(そのまま!)らしいですが、グローバル化が進んだ現在、いまさら「特派」でもないだろうというわけで、もう特派員とは言わない会社もあるようです。
 一方で、観光なら簡単に行けるが、メディアの人間の入国を絶対に許さない国(例えばミャンマー)やら、あれだけビジネスで浸透しているのに、いったん取材になると全く不自由きわまりない国(例えば中国)とかあって、世界にはまだまだこんな国の方が多かったりします。確かある教授が書いているところでは、世界の人口の70%が民主主義でない国で暮らしているのだそうです。そういう点では観光客でないから、悪い意味で「特別」な入国者になるということはいえるかも。
 赴任してもこのブログは続けるつもりですが、一般論として、起こったことや感じたことを即時に書けるというのは確立した(consolidated)民主主義の特典でもあるんですよね…。赴任期間はやや短めの予定なので、まあ本当に書きたいことは帰国してから書くこともできるかな。

 業界内には特派員になりたくて入社する人も多いのかなとも思いますが(小生もかつてその1人だった)、人数枠や家庭の事情(結婚とか出産とか)、その他もろもろあって、初志貫徹できる人ばかりではないのも現実。
 自分もずいぶん流転したわけですし、最初に思っていたのと特派員に対する(記者に対する、会社に対する)職業観みたいなものもずいぶん変わっているわけですが、どこに行くにせよ、この業界が厳しい時代に、海外に出て住んで書ける機会を与えてくれたことに感謝しています(滅多に言わない台詞ですが)。もちろんこれまで支えてくれたみなさんにも同じく感謝を申し上げる次第であります。

*1:なので、ここのコメント欄で国名当てクイズはご勘弁。