雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

機内で見た映画、「フラガール」

 ちなみに帰りのエミレーツ航空の機内で映画を3本見た。「フラガール」「眉山」「バブルへGO!」どれもよかったけど、なんといっても白眉は「フラガール」
 よくテレビドラマで見ていた松雪泰子という人があんなに演技派だったとは思わなかったが、キャスティングもシナリオもばっちりはまっていて、実は泣いてしまった。たんなるフラダンスチームのコメディのはずだったのに、さだまさしの「眉山」よりも実は感動的だったというのは、なんとも意外。

 六本木のニルヴァーナでご飯を食べた人とは、小津安二郎の「東京物語」の話をしたのけれど、あの世界映画史上に残る名作は「世代(親子)の断絶」がテーマだった。フラガールはただのフラダンスチームの映画だけれど、その底流には東京と地方、地域の断絶、さらに仕事の違いによる業種の断絶というテーマが織り込まれている。東京物語は50年前の映画だったけれど、フラガールの舞台は1965年。今はやりの「ALWAYS三丁目の夕日」よりも舞台設定が新しいけれども、現代との内面の断絶の深さは、三丁目の夕日をを超えているような気もする。 大画面で見なくても感動できるので、ぜひDVDを借りて見ていただきたいと思う。