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雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

コマンダンテとナルイシキン

 渋谷のユーロスペースに初めて行った。
 「コマンダンテ」司令官という意味)オリバー・ストーンキューバフィデル・カストロ議長にインタビューした。ただそれだけの映画。もともとはテレビの特集だったらしい。したがって画像の美しさ、っていうのも微妙ではある。対象が老革命家だし。
 似たような映画に「金日成のパレード」(ポーランド映画)っていうのがあるんだけど、こちらは北朝鮮だから当然金日成本人にインタビューなどしていない(しかも皮肉がたっぷり入っている)。

金日成のパレード [DVD]

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 もう一つ、当然ながらこの映画はオリバー・ストーンの映画だから、アメリカ側のバイアスを離れ、フィデルを公平に、かつ実像を描こうという努力がなされている。とはいっても、もちろんキューバの人権状況なんかも当然質問しているわけなのだけれども。
 内容としてはやや総花的になっていて、もうすこしゲバラの話とか、昔のことが聞きたいなと思ったけれど、テレビの番組という点では仕方ないかな、と言う気もする。しかしアメリカも大人げないというか、個人的にはキューバに対する態度は二重基準の典型だと思いますけどね。

 なによりハバナの空と海が美しく、僕はそちらにも惹かれるものがありました。しかし遠い国なんだよなぁ。

 あと「ロシア文化フェスティバル」に行きました。これは仕事。「C.C Lemonホール」っていうから、どんなホールなんだろうと思って行ったら、渋谷公会堂じゃないか。ロビーに冷房効かせてほしいと切に思った次第。ポスト・プーチンに取りざたされているナルイシキン副首相は若くてハンサム。しゃべりも誠実な印象(政治家の公の場での印象というのはあてにならないことを承知の上で)だった。