雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

”刺客”の準備期間

 ある経済官庁の官僚と話した折、「片山さつきとか、刺客として出馬してるけれど、あんなの相当前から打診して、準備進めておかないと無理だよね」という。
 そうかもしれない。
 巷では、今回の衆院解散・総選挙は「郵政法案の衆院否決を受けて、急遽刺客を準備した」ってことになっているようだけど、杉村大蔵氏のように現在待命中(無職?)や早稲田商店会の会長(自営業ってことです)みたいな人をかき集めるならともかく、現役官僚をしかも複数引っ張ってくるためには、相当前から解散の覚悟をし、今回のようなタレント選挙をしようと思って準備をしていたって考えるのが自然だろう。
 だって、何といっても財務官僚の皆さん初め、「人生負けたことない」方々でいらっしゃるわけだから、選挙でも負けるか勝つか、周到に戦評定をしなければ決断を下すわけにはいかないだろうし、もちろん家族もあるだろう。いくら権力へのアプローチだからって言って、「田舎で選挙やるのはイヤ」って考えだってある。
 つまり、今回の選挙、「干からびたチーズ」どころじゃない、もっとずっと前から考えていた、練りに練られた政治ショーの舞台、ってことか。