読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

「共産主義はソビエトプラス電化である」

 と言ったのはレーニン。「水道」でも「ガス」でも「鉄鋼」でもなく、「電気」なんです。
 革命の父の遺言を忠実に実行したのか、黒鉛減速炉の原子力発電所まで大量建設してみせた電気へのこだわりとは対称的に、上下水道への気配りが全く欠如していたのは、ソ連を訪れた人間のほとんどが感じていること。何しろ戦後まで、トイレットペーパーとパンツがなかった国だそうだから…(本書より)
 寒い国だから、それでも病気にならない、ってことか。

パンツの面目ふんどしの沽券

パンツの面目ふんどしの沽券


 ちなみに、ネット上のとあるサイトで拝見したのですが、お隣の現存する社会主義国首領は、「社会主義と電化」を次のように解釈しているそうです。

(引用)
朝鮮労働党中央委員会の責任幹部との談話」
・原典:『金正日選集』第8巻、朝鮮労働党出版社、1998年(朝鮮文、翻訳…主宰者)
主体思想教育で提起されるいくつかの問題について(第1・2節)
 敬愛する首領金日成同志は、今日の新たな歴史的環境において、共産主義ソビエト政権に電化を足したものとしたレーニンの命題を、共産主義は人民政権に三大革命を足したものという命題として理解しなければならないと教えました。レーニンが電化について指摘したのは、共産主義を建設するためには高い水準の技術的蓄積が必要であることを強調したものと理解できます。首領様は、共産主義社会を建設するためには物質的要塞と共に必ず思想的要塞を占領すべきであり、思想的要塞を占領する事業を前面に打ち出さなければならないと教えました。
(引用終わり) 

 隣の国では、電線の銅が盗まれるからか、はたまた過剰な突貫工事ノルマからか、地中に鉄線を埋設!する工法を採用、高い抵抗値による漏電で、ほとんど送電網が機能していない、と聞いたのですが…指導者の言葉は独り歩きしがち、というのも体制を問わず、どこの国にもありそうなことですが。