雑観練習帳

ニュースの現場で思うことつれづれ

「アルハンゲリスクの亡霊」

アルハンゲリスクの亡霊〈上〉 (新潮文庫)

アルハンゲリスクの亡霊〈上〉 (新潮文庫)


アルハンゲリスクの亡霊〈下〉 (新潮文庫)

スターリンの残した謎の文書をめぐる謎解き。場面展開が速くて、映画の原作になりそうな出来栄え。著者ロバート・ハリスBBC記者を経て作家になったそうですが、エリツィン時代のロシアを上手く描写していると思います。それだけに、プーチン時代の現代のロシアから見ると、「なんか微妙に違うよな〜」と思うひとコマもあるのですが(「懐古主義の勃興」とか)、現代ものを書く宿命というべきなのでしょうか。

ちなみにアルハンゲリスク by Wiki. ソロヴェツキー修道院(世界遺産)もあって、アルハンゲリスクは実は古い歴史をもつ観光都市でもあります。
"ARCHANGEL" by Robert Harris, 1998